◇◇　保険デイリーニュース　◇◇（損保担当者必携！）

・東京海上・損保ジャパン…大手損保が風災保険金支払いの自動化加速
・損保が自動車販売会社向け取引でカルテルの疑い ｢ビッグモーター不正｣問題による混乱に拍車
・損保ジャパン、全ての「完全査定レス」を見直し 専門社員が必ず関与
・「本当に社長の判断か」損保ジャパンに他社から白い目、蜜月の末路は
・「ジャニーズタレントのCMなどを中止」損保大手・あいおいニッセイ同和損保
・金融庁、損保ジャパンに19日立ち入り 不正の実態解明へ
・三井住友海上プライマリー生命の保険DX、わざわざ更新系APIを採用したワケ
・マツダ、個人情報10万件超を漏えいか　社内サーバに不正アクセス

■東京海上・損保ジャパン…大手損保が風災保険金支払いの自動化加速

　台風が頻発する中、大手損害保険各社が風災の保険金支払いの自動化に力を入れている。東京海上日動火災保険は、個人向け火災保険の事故受付から支払いまでのすべての行程で自動化を実現。顧客の申請書類に不備がなければ、支払い手続き完了までの時間を従来の１―２週間から最短１時間に短縮できる見込みだ。
・ニュースイッチ

■損保が自動車販売会社向け取引でカルテルの疑い ｢ビッグモーター不正｣問題による混乱に拍車

　大手損害保険会社による「保険料カルテル問題」が、「ビッグモーター不正」などで炎上している中古車販売業界にも飛び火してきた。今回、新たにカルテルの疑義が浮上しているのは、ケーユーホールディングス（HD）向けの共同保険取引だ。
・東洋経済オンライン

■損保ジャパン、全ての「完全査定レス」を見直し 専門社員が必ず関与

　中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求問題を受け、損害保険ジャパンは15日、車の修理費の査定体制を厳しくすると発表した。一部の修理工場に認めている「簡易調査」を見直す。原則として画像と見積書だけで査定していたのを、専門社員が必ず関与するようにする。
・朝日新聞デジタル

■「本当に社長の判断か」損保ジャパンに他社から白い目、蜜月の末路は

　ライバル他社を警戒するあまり、疑心暗鬼に陥った損害保険ジャパンは、のちに致命傷となる一手を打つ。2022年7月6日、他社の指摘や社内の慎重論を振り切り、不正疑惑が深まっていたビッグモーター（BM）との取引再開を決めたのだ。
・朝日新聞デジタル
・ビジネスジャーナル
・ITmedia

■「ジャニーズタレントのCMなどを中止」損保大手・あいおいニッセイ同和損保

　ジャニーズ喜多川氏による性加害問題を受け、損害保険大手のあいおいニッセイ同和損保が現在ジャニーズ事務所所属のタレントを起用した広告などを中止することが分かりました。
・テレ朝news

■損保各社ホームページより
●損保ジャパン
(09/15) ビッグモーター社による一連の不正事案に関するお客さまへの当社の対応（その４）

●三井住友海上
(09/15) 部長職の異動について
(09/14) ～潜在的な危険箇所を評価・抽出して交通事故の発生を未然に防止～ 「事故発生リスクＡＩアセスメント」全国版の販売を開始

●あいおいニッセイ同和損保
(09/15) あいおいニッセイ同和損保とＭＯＹＡＩ 就学前施設の映像データを活用し、園児の事故低減・防止に向けた協業を開始

（会社名、終値、前日比、出来高）
東京海上ホールディングス　　　3,513　-30　8,300,400
ＳＯMＰＯホールディングス　　　6,602　+28　2,240,200
ＭＳ＆ＡＤホールディングス　　　5,696　+2　2,565,100

日経平均株価　　　33,533.09　+364.99

■金融庁、損保ジャパンに19日立ち入り 不正の実態解明へ

　金融庁は19日、中古車販売大手ビッグモーターと損害保険ジャパンに保険業法に基づき立ち入り検査する。保険金を過大請求していたビッグモーターと同社の不正行為の疑いを把握しながら取引を再開した損保ジャパンの判断の経緯を詳しく調べる。
・日本経済新聞
・産経新聞

■金融庁・協会ホームページより
●金融庁
(09/13) 保険会社等における障がい者等に配慮した取組みに関するアンケート調査の結果の公表

●日本損害保険協会
(09/15) 国土交通省近畿地方整備局との官民連携のもと、近畿2府5県で災害に便乗する悪質な業者に関するトラブル防止に向けた新たな啓発をスタート
(09/15) 自動車リサイクル部品活用推進キャンペーンを実施
(09/14) 最新の「全国交通事故多発交差点マップ」を公表

●損害保険料率算出機構
(09/13) 地震保険統計速報を更新しました【2023年6月末時点】
(09/13) 自賠責保険・共済月次統計速報を更新しました【2023年5月分】

■三井住友海上プライマリー生命の保険DX、わざわざ更新系APIを採用したワケ

　三井住友海上プライマリー生命保険は、2023年5月、新しい変額年金保険「AHARA（アハラ）」の販売を開始した。商品内容の説明から契約、保険料の追加積立などのすべての手続きがスマホアプリで完結する。
・ビジネス+IT

■生保各社ホームページより
●日本生命
(09/13) 日本生命によるはなさく生命保険株式会社への出資について

■マツダ、個人情報10万件超を漏えいか　社内サーバに不正アクセス

　マツダは、サーバ機器に不正アクセスを受け、個人情報を外部へ漏えいした可能性があると発表した。漏えいした可能性のある個人情報は10万件超。同社は「深くおわび申し上げます」と謝罪している。
・ITmedia NEWS